明太子を買いに──大洗から北浦・成田・安食をひとまわり 2

大洗の「めんたいパーク」に明太子を買いにいった話のつづき。

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明太子のテーマパークを見学する

なかに入ると団体客多数。観光バスのルートに組み込まれているらしい。

テーマパークということで、まずは明太子の説明エリアへ。ほとんどパネルで、スケソウダラを、マダラや大西洋タラと比較していた。海中でスケソウダラは声を出すのだという。その音が流れていた。あうあう、おうおう、というような声であった。その先はビデオ映像で北洋の漁のようすが流れていた。スケソウ漁はダッチハーバーを拠点に漁をしているのだという。そこで展示はおしまい。まあ、申しわけ程度のものだ。

壁が一面ガラス張りになっており、明太子の加工工場のようすが見られるようになっている。大勢の白衣のひとたちが働いていた。しかし、こんなにたらこを大量消費してしまったら、資源が枯渇するのではないか。スケソウダラが獲れなくなったら、明太子産業はどうなってしまうのだろうか。

試食コーナー、直売場、記念写真

試食コーナーもあり、細切れになった明太子と、軍艦巻きがおいてあった。一切れずついただく。飲み物の自販機もある。お茶、ジュース、コーヒーの三種類。無料。

そして明太子の直売場がある。400gというもっともお徳用というのを買う。150円で保冷パック(保冷剤込み)を買い、そこに入れてもらう。Wのタンデムシートにネットでくくりつける。さっき買ったメロンなどはシートバックに押し込む。

出発の準備をしていたら、老人ホームからやってきたとおもわれるおじいさんおばあさんの団体が、明太子を形どっためんたいパークのゆるキャの前で記念撮影をしていた。ピースして、とヘルパーさんたちに言われ、おじいさんおばあさんたちはぎこちなくピースサインをだしていたのが、かわいらしかった。

鹿島灘に「サーキットの狼ミュージアム」を見つける

このあたりは青空でよく晴れている。だがiPhoneで気象レーダーをチェックすると、利根川付近には雨雲が東から西へ通過中のようだった。

ともかく予定どおり南下を始める。R51を少し南へ走る。左手に鹿島灘が見える。ちょうどさんふらわあのフェリーが入港するのが見えた。R51から県道2へ入り、鉾田をめざす。セイコーマートを発見した。いちおう会員カードはもってきたが、立ち寄らずに通過。走りはじめると、どうも停まらない習性がある。

鉾田市内に入る手前で左折し、県道18へ。北浦ぞいにひたすら南下する。先週は霞ヶ浦ぞいを走ったが、こちらも同じようにひらたい地形。信号も交通量も少なく、気持ちよく走る。

あっというまに鹿嶋市に入る。県道238→R124。県道44へ入るべきところをまちがえたので、つぎの信号でUターンして復帰。

「サーキットの狼ミュージアム」というのを発見した。土日祝のみ営業らしい。「潮来のオックス」つながり、ということだろうか。いろんな施設があるものである。

「ザ・千葉」的風景のなかを走る

県道44で古利根川、利根川と渡り、千葉県に入る。現在は香取市に含まれているが、旧小見川である。右折してR356でも帰宅できるが(ナビはそう指示)、地図をみて、このまま県道44を成田まで走り通してみることにした。

初めのうちは田園地帯を、そのうちに丘陵地帯を走り抜けて行く。起伏はあるものの高低差に乏しく、全体にひらたく、ところどころ林がありながら、全体として畑作。ザ・千葉、という感じの風景である。

走るうちに成田市内に入り、成田空港の下をトンネルでくぐって抜け、ホテルやパーキングの看板のあいだを抜けて、県道62にぶつかるので右折し、成田市内に入る。いったんR408に入るが、すぐに県道18の安食バイパスへ。ここからはまた片側1車線の道になる。快走路ではある。

やがて旧道に合流して少しゆくと、JR成田線の安食駅があった。その向かいにあるセブンに入った。トイレを借りたあと、アイスコーヒーL。店先でゆっくり飲む。

一気に帰ることにして、出発。安食市内でR356旧道に入る。

旧利根川なのか手賀沼の一部なのか、川のようなものがあり、それにそって走る。

やがて新道に合流。めずらしく渋滞していた。500m先に、木下市内に入る道との分岐がある。ここを左折して市内へ。

木下街道からいつものように県道282に入る。北総台地がひろがる千葉県北西部において、バイクで走ると気持ちのよい数少ない道のひとつである。路面がところどころ濡れていた。一雨来たのだろうか。そこからは、帰宅ラッシュに少々巻きこまれながら、いつものルートで帰宅した。

不安定な天候だったが、けっきょく雨には一度も降られなかった。

おしまい

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