道志みち・御坂みち・奥多摩周遊道路 2

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御坂峠から甲府盆地へ

御坂峠のトンネルを越えて甲府盆地側に入った。

眼下に甲府や勝沼の街が見える。紅葉はピークをすぎて、葉がだいぶ散ったところ。車も少なく、静かであった。Wを停めて、しばし眺める。

御坂みちの新道と合流し、さらにどんどんとくだる。

甲府盆地がだいぶ近づいてきたころに、リニアモーターカーの線路の下をくぐった。といっても、半円形のドームに覆われているため、なかはまったく見えない。ぼくは前に著書『アトラクションの日常』のなかで「車窓」について考察したことがある。リニアモーターカーに「車窓」は存在しないようだ。

甲府盆地から柳沢峠へ

右折して山梨県道34に入る。両側はぶどう園の連続。しかし時季外れのため、どこも売り物はほとんど出ていないようであった。

笛吹市内を抜けてR411に入り、塩山市内を抜ける。

そのまま高度をあげて大菩薩へ。ループ橋が整備されるなど、ずいぶん改良されて道はよくなっていた。さらに改良工事中であった。

柳沢峠を越えると、こんどはくだり。深い渓谷がどこまでもつづいている。この先に東京があるとは信じられないほどだ。

道の駅丹波山で小休止

ちいさな集落があった。古い街並みがそのまま残っている。

道の駅丹波山に入る。1408。バイク置き場の建物は下半分がコンクリート、その上は杉でできていた。

温泉も併設されていた。下の河原まで降りて吊り橋をわたった対岸にあるそうだ。入らなかったけど。

奥多摩周遊道路

奥多摩湖に出た。右折してR139に入って橋をわたる。さらに左折して都道206、奥多摩周遊道路を走る。よく整備された尾根沿いの道である。

以前は、奥多摩湖側からのバイクの進入が禁止されていた。いまでも、いわゆる走り屋的なライダーも多く見られるらしい。ぼくにはとても真似できないことである。

ぐんぐん尾根をのぼってゆく。やがて月夜見第一駐車場があらわれた。

眼下に見えるのが奥多摩湖だ。正面奧に雲取山。奥多摩の山々も紅葉していた。

このあたりでも標高は1000m以上あるそうで、この奥多摩周遊道路の最高地点は1100m以上なのだそうである。

その先は秋川渓谷沿いを走る。奥多摩周遊道路はけっこう距離もあり、走りでがある。月夜見からちょうど一時間で五日市に出た。

驚異の燃費35km/lを記録

あきる野市内のセブンで休憩した。iPhoneで高速道路の渋滞状況を確認しながら、ホットコーヒーとジャムパンでおやつタイムだ。

このセブンは、以前は八百屋さんだったのだろうか、店先に白菜やらミカンやらといった青果類が所狭しとならべられていた。セブンの入口のドアには、本の取り置きをしますというようなポスターも貼られていた。これは現代のよろづやなのだ。以前のそれと決定的にちがうのは、個々別々の個人経営ではなくチェーンストアであり、オンライン情報と物流で強力なネットワークの網目によって維持されている、ということであるだろう。

このあと、日の出ICから圏央道に入り、関越→外環と走って帰った。

自宅近くで給油した。相模湖で給油してから走行300.1kmで、給油量は8.57リットル。なんと驚異の燃費リッター35kmである。原付なみ、といってもよいだろう。

給油量をまちがえたのかと疑うくらいの数字だが、ぼくのWは以前にもこのくらいの数字を出したことがある。道路状況や走り方にもよるのだろうが、いずれにせよ、大型バイクとしてはひじょうに優秀な燃費であることにまちがいはない。

本日の走行距離398km。

おしまい

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