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開聞岳に登る 1/3

2015年9月(2015年10月公開)

 まあるいカルデラ湖の向こうに、開聞岳が姿をあらわした。標高924m。屋久島の宮之浦岳とともに、最南端部に位置する百名山だ。標高こそ高くないが、海からそびえたつその優美な姿には、ひとを惹きつけるものがある。

 前夜の泊地、道の駅喜入を出たのは0600すぎだった。白みはじめた空の下、がら空きのR226を南へ向けてディフェンダーを走らせる。右折して鹿児島県道26に入る。

 ひらたくひらけた地形で、畑が広がっている。火山灰の台地だから、稲作向きではないのだろう。そして、それを縁取っているのがカルデラの外輪山とおもわれる山である。下の写真に見える手前の山がそれだ。

 すぐに開聞の街に入る。小さな街だ。信号二つくらいで縦断してしまう。真っ正面に開聞岳がそびえている。

 まっすぐすすむと、かいもん山麓ふれあい公園。ここが登山口である。昨夜のうちにここまで来なかったのは、登山者の車中泊禁止と聞いていたからだ。

 登山者用駐車場という看板にしたがって入ってみると牧場だった。この駐車場は臨時のもので、ふだんは上の駐車場に停めるのだろう。入口に消毒用のプールがあり、水がたまっていてタイヤを洗う。消毒液だかどうかはわからない。車はまだ二台だけ。牧草地のはじの桜の木が生えているところにディフェンダーを停めた。桜は狂い咲きしていた。

 日帰り登山用に新調したザック、オスプレイ・ストラトス26リットルの初出動である。背中がメッシュで蒸れないのがありがたい。型は全体に細長く、背負いやすい反面、開口部が小さいため、ものの出し入れはやや面倒である。

 0700歩きはじめる。ゲートボール場の芝生の広場をつっきると、トイレらしき建物があった。背後に開聞岳の山頂部が見える。

 その脇の階段を降り、コンクリート舗装の道を登ってゆく。登りきると、そこが登山口だ。2合目と看板も出ていた。

開聞岳に登る
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