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21世紀である。子どものころは、じぶんが21世紀をむかえるとはついぞ実感をもって考えたことはなかったものだが、いやはや……。 『ヤンヤン夏の想い出』──一種の群衆劇である。すぐれた台湾映画らしく、なかなか味わいぶかい。日本のポニーキャニオンが出資している。そういう時代なのである。そのためか、イッセー尾形がいい役で出演している。クレジットに「一成尾形」とでているのが笑える。 この2日ばかり、なぜか『マクナマラ回顧録』(共同通信社)を読んでいる。ベトナム戦争当時のアメリカ国防長官が書いたもの。1995年に原著が出版されたときはずいぶん論争がおきた。1960年代後半といえば、わたしはちょうど、いまの《みの》や《なな》の年頃だった。もちろんそれはただの偶然にすぎないのだが、そのころのあれこれを読みながら21世紀を迎えることになってしまうとは、これも予想だにしない成りゆきであった。 |
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