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散歩旅のもくじ


黄金崎不老ふ死温泉──2001/01
 
1──鉄道好き
2──「こまち」から五能線まで
3──黄金崎不老ふ死温泉
4──雪だるまをつくる

     

1鉄道好き

[*] と、断定してしまうのは、ジェンダー論的にいえば問題ありとされるかもしれない。鉄道好きの女の子もきっと存在するのだろう。あいにく身近には見あたらないだけなのだ。

   男の子はたいてい鉄道好きである [*]。
 最近では、さすがに子どもの世界でも鉄道など3歳くらいで卒業してしまうものかとおもっていた。けれども、子どもたちのかよう保育園を見ているかぎり、6歳の年長さんになっても、みんなけっこう鉄道好きなようだ。
 もちろん《みの》(6歳) も《なな》(2歳) も例外ではない。というより、むしろバリバリの鉄道好きである。散歩にでれば、電車見物ポイントははずさない。特急や貨物列車が来ようものなら、大はしゃぎである。居間ではプラレールの敷設に余念がなく、ビデオを観るなら『きかんしゃトーマス』だ。
[**]  JR東日本の旅行代理店「びゅう」のパンフレットにのっていたプランを申し込んだ。「びゅう」は駅にあって便利である。難点は、JR関係のクレジットカードしかつかえないこと(つまりマイル加算ができない)。なお昨年 (2000年) 末にヤンゴンへ行く計画でいたのだが、あいにく経由地のバンコクまでのチケットがとれず頓挫した(依頼先はIACEトラベル)。  

 もっとも、わたしも他人のことはいえない。書棚には『月刊鉄道模型趣味』(機芸出版社)がざっと20年分くらいならんでいる。
 とはいえ、さすがにわたしのころとは時代が違う。わたしが心惹かれるのが蒸気機関車や気動車、ディーゼル機関車なのにたいして、《みの》や《なな》が大好きなのは新幹線であり、新型の特急電車である。

 そんなチビたちをつれて、お正月三が日があけてすぐ、秋田新幹線「こまち」に乗って温泉に行く小旅行にでかけることにした。21世紀最初の子づれ散歩旅 [**]、行き先は、西津軽の黄金崎不老ふ死温泉である。

 

 


 

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