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黄金崎不老ふ死温泉──2001/01 |
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4雪だるまをつくる
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朝食はバイキング形式だった。「夕陽」と名づけられた食堂でとることになっていた。数種類の料理を皿にとってテーブルにつく。海に雪が降るのを窓ごしに眺めながら、ビールを飲んだ
[*]。イカの塩辛と岩のりの味噌汁が格別にうまかった。 |
[*] ビール1本600円。大瓶である。「ビールください」と頼むと、銘柄を訊ねられる。わたしのばあいはキリン一番搾り。なおイカの塩辛は帰りにお土産として一瓶もらった。宿のオリジナルのものだった。 | 宿はお正月で混んでいた。青森や秋田からクルマで来ているひとたちもすくないないらしい。だがその多くは1泊で帰ってしまうようだった。でも、できればひとつの宿に2泊はしたい。子づれ旅ならば、とりわけそうだ。 |
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宿のまわりには、とりたてて著名な名所旧跡はない。こちらも、そういう場所へ行くつもりはない。ただ散歩できれば、それでいい。 |
こんな雪だるまができた。 《なな》いわく「くまさん」。 |
人通りもあまりなさそうなので、石碑の下に雪だるまをつくることにした。 |
帰路、岩館駅のまえで。 |
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きっと昨日の雪だるまさんが見えるよ、というので、わざわざ左側のシートに腰かけた。 |
──終わり |
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