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散歩旅のもくじ


2001年3月17-19日
 
  1──雨の博多港
2──平山旅館
3──遺跡を見に行く
4──島の路線バス
5──港の見える公園

     
2 平山旅館
 



 壱岐の宿は、壱岐湯本にある「平山旅館」である。



 ここはインターネットで見つけた。壱岐唯一の温泉旅館で、1000年の歴史があるという。こじんまりとした木造二階建て。広くはないが、落ち着いて感じがよい。案内された部屋は2階角部屋「7号室さざえ」。6畳と聞いていたが、12畳に踏み込みまである広さである。一泊大人1万5000円、子どもは6000円。



 風呂はむろん温泉。けっこう熱め。源泉68度だそうで、湯は赤茶色をしている。露天風呂につかって、ちょうどよいくらいだろうか。ひとかかえもありそうなほど巨大なシュロの木が植わっている。子どもたちは「おおきな木が生えているおふろ」とよんだ。

     
   

 平山旅館の前、県道をはさんですぐ向かいに、小さな祠があった。





 シロバナタンポポが咲いていた。春の気配である。

 
     
     裏手にあたる東側は、海へ向かう谷になっている。ここには小さな集落がある。細い路地の角に、古いつくりの酒屋さんがあった。

     
   
     
     通りは猫だらけ。子どもたちも、猫のように気ままに駆けだすのだった。
     
ここはちょうど平山旅館の裏手にあたる。右手奥のシュロの木があるところが、露天風呂だ。  
     
なお、2002年3月にもらった平山旅館からの案内葉書によると、県道拡張のため2002年5月でいったん宿を閉め、2003年春にリニューアル・オープンするという。    夕食は隣室の「6号室あわび」にて。
 突き出しにはカメノテがでた。貝だと聞いたような気がするが、あとで調べてみると、フジツボの仲間で、エビやカニと同じ甲殻類なのだとあった。皮を剥いて食べると、ビールにあう(女将からということで、ビールとジュースの差し入れをいただいた)。そのあと、お刺身(タイ、アワビ、サザエ、ブリ)、ブリ大根、タイの塩焼き、サザエの壺焼き……つぎつぎとでるわでるわ、お魚料理のオンパレード、たべきれない。さいごにデザートで締めたが、いったい何品あったのか、覚えていられないほどだった。魚好きのひとにはこたえられない夕食だった。
     
   
     
   
     

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