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ラオスで迎えるクリスマス
ラオス、タイ──1999/12-2000/01
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出発まで

 1998年秋にベトナムへ行って以来、一度ラオスに行ってみたいとおもっていた。10年前まで実質的に鎖国していた共産圏、インドシナ半島でもっとも「貧しい」国。そのときは漠然と、じぶんひとりで行くものとおもっていた。その考えは、秋にメキシコから帰ってくるまでもちつづけていた。年末どこへ行こうかと思案しているとき、やはりいまいちばん行きたいのはラオスであることにおもいいたった。では、みんなで行こう。5歳になったばかりの《みの》と、1歳の《なな》が、メキシコ行きで長時間のフライトをなかなかおりこうに乗り越えた事実も大きく働いた。
 11月初旬−中旬、航空券を確保した。
 いつものように、6-7軒の代理店にメールで問い合わせた。ほとんどが旅程が年末にかかるため明確な回答ができないと答えてきたなかで、ABiだけがもっとも早く、かつ安く、かつ即OKが出せるという返答だった。ここはJTBのアウトレット専門の会社で、2000年4月からJTB海外格安航空券センターと名前が変わった。
 出発前の日曜日に荷づくりした。《みの》は、保育園の先生はもとより父兄にいたるまで、そこいらじゅうのひとたちに「ラオスに行くの」と触れまわっていたらしい。12月22日にクリスマス会をし、にこにこ顔で12月23日を迎えた。


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