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ラオスで迎えるクリスマス
ラオス、タイ──1999/12-2000/01
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ドンムアン空港で夜をあかす──第1日

 昼食をすませ、1330に出発。いつものように京葉道路−東関東自動車道をへて、1445成田の民間パーキングへ着いた。台湾、メキシコと2回つかったUSAパーキングではなく、『ABロード』にのっていたスカイ・パーキングというところにした。行ってみると、USAの数軒隣り。6日間以上4800円と、USAにくらべれば1500円ほど高い。だが応対は親切で、施設もきれい、駐車場にも舗装してあり、繁忙期割増料金(ふつうは約1000円らしい)も必要ない。事務所に飾ってある大きな水槽に、これも大きなナマズのようなのが泳いでいた。《みの》と《なな》は、これを見てよろこぶ。
 第1ターミナルに着いたのは出発3時間半前だった。ABiはすでに受付を始めていたので、さっそくチェックインする。幼児用の搭乗券をくれないので理由を訊ねると、NWでは発券しないことになっているのだという。初めて知った。
 AIUのカウンターで旅行保険に入る。出発前に入る時間がなかったのだ。金額は、いつもと同程度。出国審査をすませ、子どもたちはKid's Parkというスペースで遊ばせることにする。わたしは隣りのカフェでビールを飲んでいたが、あとで聞くと、子どもにゲーム機をあてがって遊ばせる方針の場所らしく、《みの》はすぐに飽きてしまったという。
 1800出発予定が45分延びる。機内はほぼ満席。《みの》は、席に着いた瞬間から、ごはんはまだか、ジュースはまだかという。ぶじ機内食をたべたあと、しかし《みの》はすぐに眠れず、「おかあさーん、どうしても眠れませーん」とべそをかいていたらしい。そのあと、左側に坐った《あ》に頭を、右隣りのわたしに足をのせて、ぐうぐう寝る。《なな》はときどき目を覚ましては泣く。わたしのほうへやってきては、だっこしてキャビン後方へつれていき、揺すってやるとまた眠る。それを何度かくり返す。
 バンコク着0030。1カ月前に、わたしはひとりでここへ来た。そのときには、機外へでるとむっとした熱気につつまれた。きょうは、ひんやりしている。  バスでターミナルへ運ばれる。到着ロビーをすぎ、さらに1階上の出発ロビーまであがって、免税店前のソファで朝まで仮眠をとる。


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