註:このページは旧サイト「子づれ散歩旅の絵本」(2004年にいったん閉鎖)のものです。現在は「さんぽのしっぽ」の一部として組み込まれています。アーカイヴを目的に復活させたため、その後のアップデートはおこなっておりません。当時のサイトURLは現在は有効ではなく、一部にリンク切れもあります。どうかご了承ください。 ▼さんぽのしっぽホーム ▼子づれ散歩旅・旧サイトアーカイヴのトップ |
Top 散歩旅のもくじ |
|
7 大浜荘 |
珊瑚の石垣がつづく集落の、北の端に近いところに大浜荘はあった。通りに面したところは売店になっている。宿は、敷地のまんなかに昔ながらの赤瓦の家があり、それをとりかこむようにして、5, 6棟の四角いコンクリート造の建物が建てられていた。6畳の部屋には浴室とトイレと洗面台がついていた。掃除はそれなりにしてあるのだが、それでも部屋は埃っぽく、布団は湿っていた。沖縄の民宿の多くは、そんなものだ。
|
食事のあとは、庭に並べられた椅子に坐ってぼんやりする。ぼんやりしすぎたせいか、2月なのに蚊にさされてしまった。宿のおじいさんは、気分がいいと泡盛と三線をもってやってくる。 |
つぎへ 散歩旅のもくじ Top |