長谷川 一 (はせがわ はじめ)
明治学院大学 文学部 芸術学科 教授。博士(学際情報学)。批評家、エッセイスト、散歩旅人。
専門は、メディア論、メディア思想、文化社会学。
1966年、名古屋市生まれ。東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 博士課程 満期退学。
根は引きこもり系だが、よく旅に出る。みずからの旅のスタイルを「散歩旅」と称している。ふだんの散歩の延長としての旅、観光スポットというより、世界のさまざま日常を観察する旅のことだ。街歩きと野山歩きを好む。写真をよく撮るのは、むしろカメラをとおして観察しているから。乗りものは、自動車、オートバイ、自転車、バス、鉄道、船、飛行機と、どれも好き。とりわけ、じぶんで運転・操縦できる乗りものを偏愛している。でも(たぶん)いわゆるマニアやオタクではない。
1990年代から旅のエッセイを書きつづけている。旅のウェブサイトを初めてつくったのは1999年。以後いくつかの変転をへて、この「さんぽのしっぽ」(五代目)にいたる。今後、作者の散歩旅にかかわるエッセイなどはここに集約してゆく予定。