さんぽのしっぽ 表紙の歴史 2——初代「子連れ散歩旅の絵本」後編

サイト・リニューアル記念の番外編、当サイト「さんぽのしっぽ」の表紙(というかトップページ)の歴史のつづき。初代サイトの話の後編です。前編はこちら。

さんぽのしっぽ 表紙の歴史 1——初代「子連れ散歩旅の絵本」前編
サイト・リニューアル記念の番外編その1として、当サイト「さんぽのしっぽ」の表紙(というかトップページ)のスクリーンショットをご紹介したいとおもいます。今回は初代サイトの前編です。
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タイトル・ロゴの変遷

サイト・レイアウトの基本デザインは変わりませんが、タイトル・ロゴは少しずつ変化してゆきます。

これは2000年11月のもの。このころから「子連れ散歩旅の絵本」というタイトルに変わります。

これはその翌月(2000年12月)。前のロゴがしっくりきていなかったので、つくりなおしました。このロゴが、けっきょく最後までつかわれることになります。

最終更新時のスクリーンショット

このスクリーンショットは、2003年11月の最終更新時のものです。

このあと初代サイトは更新を停止します。つづけたい気持ちはあったものの、それができなくなった理由は? とよく訊かれますが、それは明白です。「さんぽのしっぽの来歴」にも書いたとおり、ぼく自身がとても忙しくなってしまったこと、そして作業負担が大きすぎたためです。

さんぽのしっぽの来歴 2
そのころは、まとまった休みがとれると、わが家の小さな子どもたちをつれて、国内海外問わずあちこちへよく出かけていました。そのときの経験を写真とエッセイにまとめることなら、ぼくでもできるだろうと考えたわけです。世の多くのひとと同じように。

けっきょく、ぼくにとって「さんぽのしっぽ」の歴史とは、作業量とのたたかいの歴史だともいえます。

記録としての古いウェブサイトの今後

当時のサイトは最終更新時の状態のまま、現在も記録としてアーカイヴ化して当サイト内で公開しています。蒸気機関車でいう動態保存のようなものです。

しかし「モバイルフレンドリー」「常時SSL化」などと声高に叫ばれる昨今の流れのなかで、このような古い技術でつくられた個人サイトをそのままの形でいつまで公開していられるかは、不透明といわざるをえない状況です。

コンテンツではなく、サイトそのものの状態を記録として捉える、という発想は、現在のインターネット世界ではあまり重要視されていないのかもしれません。

その3へつづく