「しっぽ」を拾い集めること——あるいは散歩旅について

もみじの広場。

「しっぽ」は、日々の暮らしのなかに、いくらでも転がっている。

もとより出来事とは、あらわれたとたん、すぐさま消え去ってしまうものだ。できるのは、ただその痕跡、つまり「しっぽ」を拾い集めることだけだ。

そこに特筆すべきことなど何もない。というのは、ひとが何かに惹かれたり、集めたり、眺めたりするのは、あらかじめ価値が判明しているからではないからあ。なぜかわからないけれど、とにかく気になってしまい、つい拾い集めてしまう。そういうものだろう。

だから「しっぽ」は、世の主流のやり方ではうまく掬いあげることができず、しばしばこぼれ落ちてしまう。じぶんなりのやり方で、それを拾ってやらねばなるまい。

どこへゆくにしても、ぼくの旅は散歩の延長だ。あちこち歩けば、その途上であれやこれやに出会う。ひとやもの、出来事、目にした風景など。それらの痕跡(しっぽ)を拾い集めて貼混ぜ、雑記帳をこしらえる。そんなふうにできあがったのが、このウェブサイトだ。

ドメイン名 sampo-shippo.net は「さんぽ(の)しっぽ・どっと・ねっと」とお読みくださればさいわいです。

散歩旅メモ
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さんぽのしっぽ

長谷川 一 明治学院大学 文学部 教授。博士(学際情報学)。専門はメディア論、メディア思想、文化社会学。散歩旅を愛好。メインブログ「散歩の思考」。

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