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利尻山に登る 1/4

2014年9月(2014年10月公開)

二十数年ぶりに利尻島へ

 利尻山に登ってきた。

 利尻島を訪問するのは学生時代以来である。あのときは悪天候が恢復せず、3日ほど粘ってみたものの撤退した。二十数年ぶりのリベンジである。なお利尻山は百名山のひとつだが、個人的にはそういうことにはあまり興味がない。

 天気予報をにらみ、アタックするならこの日しかあるまいという日に狙いをさだめた。結果的に、それが正解だった。その日は10日ぶりの晴天となったばかりか、翌日以降は天気が崩れ、ほどなく初冠雪となったからだ。

 アタック予定日の前々日の夕方の便で、ディフェンダーともども利尻入りした。船上からながめる利尻山は雲のなかだった。

 翌日(登山前日)はディフェンダーで利尻島を一周してみた。

 泊まっていた沓形キャンプ場を出発し、まず見返台園地展望台へ。利尻山はこんなふうに見えた。

 ここは、利尻登山のための二つのルートのうち、沓形ルートの登山口でもある。このルートは、途中山体崩落している箇所のトラバースなどがあって危険度が高いのだそうで、観光資料などでは推奨されていない。ぼくもこちらは避け、一般的な鴛泊ルートを選んだ。

 島の南端の集落、仙法志(「せんぽうし」と読むらしい)のバイパス沿いに、利尻町立博物館があった。自然史系の資料をはじめ、なかなか充実していた。資料収集にも熱心らしく、館内の廊下には整理待ちの資料が山積みだった。小規模ながらまじめな博物館であった。

 島の南側にある観光名所オタドマリ沼からは、利尻山がこんなふうに見えた。

 鴛泊の利尻富士温泉につかったあと、夕方には北麓野営場に入り、翌日にそなえた。