ホーマー郊外の駐車場——アラスカで車中泊 12

アラスカの車中泊事情その12。前回その11はこちら。

シャワーと洗濯・乾燥——アラスカで車中泊 11
アラスカの車中泊事情その11。前回その10はこちら。ホーマーのコインランドリーがシャワーを併設していた。払ってシャワー室へいってみると、扉がずらりとならんでいた。4番の扉をあけてなかに入る。手前に洗面台......

ホーマーのコインランドリーでシャワーと洗濯を済ませて出発した。ホーマーの街はずれの高台まで来ると、アラスカ州道1号 (AK-1) 沿いに駐車場があった。

ホーマーの郊外、AK-1沿いにある高台の駐車場

道路脇ゆえに騒音はあるかもしれないが、ここでも車中泊は可能であるようにおもわれた。公衆トイレ完備である(夜間も使用可能かどうかは不明)。

駐車場の一角には、こんなビジターセンターもある。無人。観光パンフレットなどが置いてあるだけ

ぼくも昨晩、もし砂州の先端までいってめぼしい場所がなければここで夜明かししようと、「保険」として考えていたところだった。参考までに、具体的な場所を貼りつけておく。

高台だけに眺めもよい。砂州や対岸の半島が一望である。ただこの日は、あいにく霞んでおり、眺望はきかなかった。

高台の駐車場からの眺め。あいにくこの朝は霞んでいたが、砂州や、カチェマック湾、対岸の半島まで一望

ホーマーを出て、アンカレッジへ向かう。とはいえ、帰りの飛行機の時間を考えると、直行するには少し早すぎる。AK-1を途中で右へ折れてアラスカ州道9号 (AK-9) を南下してみた。終点にある街がスワード (Seward) である。

途中で降りはじめた雨は、スワードに着くころには、ひどくなっていた。

プレジャーボートを牽引するピックアップスタイルのキャンピングカー。プレジャー・フィッシングめあての観光客だろう。スワードの港の駐車場は、こんなクルマだらけ

街は俗化がはなはだしかった。土産物屋や安手の食堂が建ち並び、駐車場は車であふれ、港はレジャーボートだらけ。釣り客も多く、そういう客を当て込んだ船もでている。夏の江ノ島がアラスカへ引っ越してきたみたいだ。早々に退却することにした。

その13(最終回)へつづく。

氷河と昼寝——アラスカで車中泊 13 最終回
アラスカの車中泊事情その13、最終回。前回その12はこちら。俗化はなはだしいスワードの街から早々に退却し、近くにあるイグジット氷河 (Exit Glacier) へ寄ってみた。場所はこちら。ビジターセンター......
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