2015-10

開聞 2015/09

開聞うろうろ 4 ──青葉となづな

指宿駅前の「青葉」という店にいってみた。よく知られた郷土料理の店ということで、混むらしい。さいわいちょうど待機客の姿がなくなったところだった。「ひとりなのですが」とダメモトで訊いてみると、すぐに入れてくれた。お刺身盛り合わせときびなご塩焼きを頼んだ。
開聞 2015/09

開聞うろうろ 3 ──周回道路・トンネル・西大山駅

その先にトンネルがあった。不気味なトンネルだった。狭くて、なかにはまったく照明がない。車のヘッドライトだけが頼りだ。しかもトンネルは屈曲しており、向こう側の出口が見えない。こんなトンネルを二つ連続して通過しなければならない。対向車が来たらどうすればいいのだろう?
開聞 2015/09

開聞うろうろ 2 ──JR開聞駅

開聞駅はすてきな駅だった。ロータリーがあり、ミニバスが一台停まっていた。コスモスが植えられていた。ホームは芝だ。きれいに刈り込まれている。ホームに沿って桜が何本も植えられていた。付近の住民に大切にされているのがよくわかる。その前で男の子がふたり、バドミントンをしていた。
開聞 2015/09

開聞うろうろ 1 ──温泉・コインランドリー・コンビニ

まず向かったのが温泉だ。下山したところに案内の出ていた「レジャーセンターかいもん」。開聞川尻という集落の海っぺりに立っていた。目の前に、いま登ってきたばかりの開聞岳がドーンと見える。
開聞岳 2015/09

開聞岳に登る 3

いちばん高い岩の上に登ってみた。正面が北で、眼下に開聞の小さな町、池田湖、長崎鼻、そして遠くに桜島が見えた。右手には大隅半島の険しい山々が見える。その海に没するところが本土最南端の佐多岬だ。南に、種子島と屋久島も見えた。
開聞岳 2015/09

開聞岳に登る 2

登山道に入る。道は悪くない。地面は粒度の粗い砂。滑りやすい。石もまじっているが、まだそれほど多くなく、あってもさほど大きくない。岩場になるのはもう少し上まで登ってからだ。登山道はサザエの身のようにぐるりと山体を巻いている。行程のほとんどが深い森のなか。展望はない。
開聞岳 2015/09

開聞岳に登る 1

まあるいカルデラ湖の向こうに、開聞岳が姿をあらわした。標高924m。屋久島の宮之浦岳とともに、最南端部に位置する百名山だ。標高こそ高くないが、海からそびえたつその優美な姿には、ひとを惹きつけるものがある。 道の駅喜入を出発 ......
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