アラスカで車中泊 2

アラスカの車中泊事情について、その2。その1はこちら。

アラスカで車中泊 1
世界でもっとも過酷な道のひとつダルトン・ハイウェイを走破し、チェナ温泉に入ってさっぱりした。さて、このあとどうするか?結論を先にいえば、この日は、フェアバンクスで車中泊をした。じつはアラスカ滞在中で宿に泊まったのは......

米国でも、少なくともアラスカでは車中泊組はけっこう見かける。チェナ温泉の駐車場で隣に停まっていたミニバンも、そのひとつ。ドアをあけると、バックシートが倒してあって、マットが敷かれていた。

キャンピングカーも多い。かれらの多くは数週間におよぶ長期休暇をすごしにアラスカへやってくる。それだけの期間、毎日まともに宿に泊まっていたら、宿代だけでもとんでもないことになるだろう。夏場のアラスカはハイシーズンだ。一泊$100以下の宿などほとんど存在しない。

フェアバンクスのウォルマートで見かけた古いワゴン。車種はシボレー・サバーバン、年式はわからない。かなりの年代物だ

さて、チェナ温泉に入ったあと、思案した。本日このあとどうするか。

明日の朝ヴァルディーズから出航するフェリーに乗る、というのが一案だ。検索してみると、フェアバンクスからヴァルディーズまで6時間以上かかることがわかった。すでに1800をまわっている。今日これ以上走るのは、時間的にも無理だし体力的にも危険だ。さらにネットで確認すると、フェリーは予約で一杯だった。キャンセル待ちをするほかない。もし乗れなかったら、ヴァルディーズからアンカレッジまで陸路でゆくしかない。5時間かかる。そこで、フェアバンクスで車中泊することに決めた。

ダウンタウンを抜けてゆく。エスキモー系のひとたちの姿が目につく。交差点にたって、物乞いの紙をかかげているひともいる。

フェアバンクスで車中泊するためにやってきたのは、ウォルマートだった。ウォルマートは市内の北のはずれにある。アンカレッジのそれは0000までの営業だが、ここは24時間営業である。

上と同じクルマを、こんどは前から撮影。とにかく徹底的に使い込まれている。車検制度の厳しい日本ではまずお目にかかることのできない車輌状態である。クルマを(いい意味での)道具として、ここまで使い込むことができる環境は、ちょっとうらやましい

なぜウォルマートか。それは、事前にネットでチェックしておいた情報交換サイトで、ここは車中泊歓迎みたいなことが書かれていたからだった。ウォルマートは、どこも広大な駐車場をかかえている。店舗によっては、キャンピングカーの車中泊を認めているところがあるという。たとえば、こちらのサイトなど(英語)。

RV Parking at Walmart – Walmart Locator

なお、ウォルマートの全店舗で車中泊が可能なのではない。可否は店舗によるらしい。また当然ながら状況はつねに変化する。もし利用を検討するのであれば、つねに最新の情報をチェックされたい。

さてフェアバンクスのウォルマートである。行ってみると、広大な駐車場のはずれのほうにいるわいるわ、キャンピングカーだらけだった。すごいな、夏のアラスカは。

その3へつづく。

アラスカで車中泊 3
アラスカ車中泊事情のその3。前回その2はこちら。フェアバンクスで車中泊するために、市街の北のはずれにあるウォルマートへやってきた。広大な駐車場の端、店舗からいちばん遠いあたりには、キャンピングカーが集結していた。その数ざっ......
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