おもった以上に時間のかかったワルシャワ空港での乗り継ぎを突破して、なんとかビリニュス行きにまにあった。ボンバルディアCRJ-900という小さな飛行機で、ビリニュスまで一時間ほどのフライトである。
ビリニュス空港に到着
ビリニュス空港には定刻1815に到着した。ワルシャワの空港もこじんまりしていたが、ビリニュスはもっと小さな空港だった。
ここでも沖止め。タラップを降りた乗客たちは、バスに揺られてターミナルへ運ばれた。ターミナルの建物はまことに小さかったが、つくりは立派で、昔の鉄道駅のようだった。
88番のバスで「夜明けの門」へ
ターミナルを出てすぐ右手に88番の市バスが停まっていた。時刻表によれば、このバスは一時間に2本しかない。ちょうどいいタイミングだった。
下のリンク先はビリニュスの市バスの時刻表リストだ(英語ページ)。路線番号をクリックすれば、時刻表があらわれる。空港へ接続するバスには飛行機のマークが付けられている。
空港から「夜明けの門」へゆくには、ぼくがそうしたように、88番を利用するとよい。
バスに乗り、運転席のドライバーに運賃を支払う。1ユーロだ。するとレシートのようなものを発行してくれる。これを読取り機のようなものに当てると、ピッと電子音がする。これで手続き完了である。
15分も走ると、バスは「夜明けの門」の前に到着した。
「夜明けの門」と雨の旧市街
かつてビリニュス旧市街を取り囲んでいた市壁には九つの門があったという。このうち唯一現存しているのが「夜明けの門」だ。
門をくぐって旧市街へ入り、ふりかえって「夜明けの門」を見る。
脇に教会がある。今晩のホテルはその裏手にあった。チェックインをすませ、荷物をおいて、再び街へでた。
小雨が降っていた。ジャケットのフードをかぶって歩く。まだ午後7時をすぎたばかりだが、人通りも街明かりも少ない。
Aline Leiciai
広場から折れて路地に入ってみた。
パブに入った。Aline Leiciaiという名前のお店だ。公式のウェブサイトと、TripAdvisorの該当ページをあげておきます。
場所はこちら。グーグルマップで適当に見つけたお店だったのだけど、わるくなかった。
リトアニア・ビール6種類が200mlずつ入っているというセットを頼んでみた。
おつまみ代わりに何がいいかお店のひとに訊ねてすすめられたのが、これ。
ひよこ豆にサラミか何かを刻んで載せてオーブンで焼いたもの。名前は不明。素朴な味がして、おいしかった。
会計は、あわせて15ユーロくらいだっただろうか。