例年になく積雪の遅かったという十勝。たまたま滞在していた日の朝、とうとう初積雪となり、十勝の大地は一夜にして白く覆われた。ふりしきる雪のなかを、空港で借りた四駆のヴィッツで走る。帯広から十勝川河口の大津へ行き、ナウマン国道を走って晩成温泉へ立ち寄り、帯広空港まで。
雪雲は突然に——初積雪の十勝を走る 10 最終回
初積雪の十勝をめぐる旅その10、最終回です。帯広空港の復路便は出発が遅れ、ようやく搭乗したら機内の照明が突然消えてしまった。さらに雪が烈しくなったため出発が延期とされ、また待合室へ逆戻りすることになった。
飛行機が来ない――初積雪の十勝を走る 9
初積雪の十勝をレンタカーで走る旅その9。帯広空港で保安検査場を抜けて制限区域に入ったはいいが、雪のため到着便は着陸可能かどうか天候調査中だという。羽田に引き返すと決まれば搭乗予定の便は欠航になる。といって、ぼくたちにできることといえば、とりあえず着陸してくれるのを待つだけだ。
マルセイバターサンドと晩成社——初積雪の十勝を走る 8
初積雪の十勝をレンタカーで走る旅その8。雪のなか帯広空港へ戻ってレンタカーを返却した。空港ターミナル内の六花亭で、サクサクパイとマルセイバターサンドを買った。マルセイバターサンドには意外な由来がある。それは今回の旅でも立ち寄った晩成との深い関わりを示している。
帯広空港へ向かう雪道——初積雪の十勝を走る 7
初積雪の十勝をレンタカーで走る旅その7。晩成温泉を出発して帯広空港まで走った。あたりは一面の雪野原。雪はますます烈しくなった。
晩成温泉を出発——初積雪の十勝を走る 6
初積雪の十勝をレンタカーで走る旅その6。晩成温泉をあとにして、ふたたび雪道へ走り出す。
晩成温泉の大浴場——初積雪の十勝を走る 5
初積雪の十勝をレンタカーで走る旅その5。晩成温泉の大浴場内を紹介する。晩成温泉は、ひじょうにめずらしいヨードを多量に含有する泉質で知られる。お湯は赤チンのような色をしている。
晩成温泉館内のポスターを鑑賞——初積雪の十勝を走る 4
初積雪となった朝、帯広から十勝川河口の大津海岸、ナウマン国道をへて、大樹町の晩成温泉にやってきた。館内はポスターだらけ。それらをひとつずつながめてみる。
雪の晩成温泉——初積雪の十勝を走る 3
初積雪の十勝をレンタカーで走る旅その3。十勝川河口の街・大津からナウマン国道を爆走して晩成温泉へやってきた。太平洋を望む茫洋とした地形にあり、いかにも北海道らしい温泉施設だ。何度も訪れたことがあるが、冬にやってくるのは初めてだった。
大津海岸とナウマン国道——初積雪の十勝を走る 2
初積雪となった十勝を走る旅その2。十勝川河口の小さな集落、大津で海岸へ出てみた。海岸は雪原と化し、猛烈な風が吹いていた。そこから、ほとんど対向車の来ないナウマン国道を爆走して、太平洋岸にある晩成温泉へ向かった。
帯広から大津まで——初積雪の十勝を走る 1
遅い初積雪となった十勝をレンタカーで走る。帯広から出発し、十勝川沿いを大津まで。積雪量はたいしたことはなかったが、初積雪ゆえか、自衛隊のジープが道からはずれたりしていた。